近頃…由季の様子が可笑しいのだ。
そわそわしていて周りをキョロキョロとしている。
「どうしたの?由季」
私が声をかけると由季はビクつきながら笑顔で
“なんでもないよ“と、言うだけ。
あのとき…どうしてもっと心配してあげなかったのだろうか…。
どうして、問い詰めなかったのだろうか。
今思えば私はサイテーだ。
放課後―――。
私は帰りに琉とあの、アイスクリームを食べるため一緒に帰ることになった。
琉と話ながら歩いていると校舎裏から声が聞こえる。
「なんだろね…行ってみよ!」
心配になり私達は早足でその場へと向かった。


