「もう!酷い!」
由季は頬を膨らませながら反論する。
「遅いのが悪い!だから、今日は由季がアイス奢りな」
「えーー!!」
そんな話をしながら由季と、恭は帰っていった。
その姿を遠目で見る私達。
「さすがバカップルね…」
「羨ましぃわ…」
琉とこんな下らない話をする私、夏実は琉とこっそり由季達の後を追いかける。
「あ、あそこのアイスクリーム美味しいのよね…」
目的地で由季達がアイスを買う姿を見ながら私はコクコク頷く。
「あの二人…幸せそうだな~」
「そうね…こんな日が永遠なら嬉しいわよ…」
そんなことを、話ながら私達は目的を終えてその場から去った。
その“永遠“はもうすぐ崩れると言うのに…。


