由季は俺に色々と質問攻めをしてくるが俺は適当に返す。 「別に、何となくだよ。あー、頭痛い」 と、言いながら俺はベッドに潜り込む。 「自分の部屋で寝なよ…」 「嫌だ、」 しばらくこんな続き。 本当は聞きたいことが沢山あるんだよ? やがて由季は諦めたかのように部屋から出ようとしたが、小声で聞こえた。 「信、私好きなんだよ?とっても、」 そして、ドアの閉まる音が聞こえた。 好きだから決断を下す…か。 今日はそれ以上の会話はなかった。