「由季、海に色々とされてなければいいけど…」 心配なことが頭に浮かんでくる。 まぁ、昌と夏実ちゃんがいるし…そこは平気かな? なーんて考えて無理矢理考えを終わらす。 「寝るか……」 小さく呟いて俺はまぶたを閉じる。 あっという間に意識は遠くなっていった。 喉が渇いて起きる。 あれから何分経っただろうか。 時計を見ると10時過ぎ…。 お昼にもなっていない。