「由季!お帰り~」
私が教室に入ると夏実は待ってました!と、言わないばかりに私を出迎える。
「夏実、そこはお疲れさまだよ…」
私は夏実のいつも通りの元気な姿に微笑む。
「まぁ、どっちも一緒だよ!さ、早く席に着こう?HR始まるよ?」
その言葉に私は頷き次席へと戻った。
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「あ、雨が降ってきそうだね~」
「?本当だ…」
ラスト授業は移動…。
廊下を夏実と羽柴くんと歩いていたらふと、窓に視線がいった。
雲行きが怪しい天気だ。
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