「俺にはそうは思えないな、」
「な、酷いよ…」
恭くんの言葉に私は下を向く。
「彼氏君のことが好きならさ、俺がこの場にいても、もう普通にできない?」
恭くんの言葉に私はびくりと肌を震わせる。
「彼氏君も由季のあやふやな態度で接っせられると…不安になるんじゃない?まぁ、俺には関係ないけど…期限は後、三日後にしよっか…それじゃあね」
恭くんはクルッと体の向きを代えて行ってしまった。
「そんなの…私だって分かってるよ…」
私はうつ向いたまま掠れた声でそう言った。
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