時間が立ち今は昼休み…… 「じゃあ行ってくるね…夏実」 「うんうん!行ってこい!」 夏実は嬉しそうに頷いた。そして、ケータイをいじり始めた。 私はそんな夏実の行為に疑問を持ちながら屋上へと足を進めた。 ――――ガチャン… 屋上のドアを開け、足を進めると肌寒い風が私の頬を撫でるように吹いた。 「寒いな…」 そう呟いて上を向いたとき…