「そうだね!そろそろテストも近くなるし…」 「うん!」 そう、あと一ヶ月で中間テストの期間になる。 「え!そうなの!?ヤバイな…苦手対策してない…」 傍で話を聞いていた羽柴くんがさぞかし驚いた表情をしていた。 「大丈夫だよ!羽柴くん!何かあったら私が教えてあげるから!」 私は胸の前で拳をつくり微笑んだ。 すると、羽柴くんはクスッと笑い… 「ありがと…じゃあ本当に大変なときにそうしてもらお!」 そう言い私の頭を撫でた。