「空はこんなにも澄みきっているのに…」 私はポツリと呟く。 「そうだな……由季…俺にも由季の彼氏紹介させろよ?約束な~!」 琉くんは少し強引な所があるがそこがこの人っぽい…。 「うん!約束ね!」 その言葉に私はニコッと微笑み頷いた。 ――――――――――― ―――――――― ――――― 「あ!由季帰ってきた~!もうっ!」 一時間目の終わりのチャイムが鳴った所で私と琉くんは教室へ戻った。