―――――モゾリ… 「し、信?お、起きて、る?」 俺は由季の微かな声で目覚めた。 だが寝たふりをする。 「し、信?」 由季は慌てた様子で俺に声を掛ける。 この反応が俺にとっては楽しい。 やがて由季は諦めたようにじっとする。 「ククク…も、無理だ…アーハハハ!」 俺は笑いに耐えられなくなり思いっきり笑った。それに由季はびくりと驚き俺をみる。 「もう由季面白……」 「ぇ?え?」 由季は目をパチクリさせながら口を開けている。