「そうなんだ…」 私もそう言いベンチに腰を掛ける。 「だから由季にも見せてあげようかなぁ…てさ…」 「?何を?」 私が少し疑問に思い信に聞くと信はクスッと笑う。 「だーかーら…この夕――「この夕日をだよ…」……」 「え?」 突然後ろから声が聞こえたので振り替えるとそこには… 「昌くんと…羽柴くん!?」 二人がいた。 信は唖然とし、そして何故か不機嫌だ。