気づけばキミと恋に落ちて

なにか仕事のことかな?と思ってたのに、言われた一言は全然チガウことで。


「密室だよ、わかってるの?」
「は、い?」


最初はなにを言っているのか、サッパリわからなかった。


「カラオケ。行くんでしょ、やっさんと」
「あ、あぁ…。そのことですか…」


聞こえてるとは思ったけど、まさか個人的に呼ばれて言われるとは思わなかったから、正直驚いた。


「やっさんだって、オトコなんだからね」
「いや、まぁ、そうですけど…。やっさんは、そんな人じゃないですし…」


寧ろ、宗ちゃんと密室になるほうが危険な感じがするんですが…。


そう思うのは、わたしだけですかね…?


「どんなオトコでもオオカミになるんだから、じゅうぶん気を付けてね」
「あ、はい。ご忠告ありがとうございました…」


軽く頭を下げたところで、いつも三番手の留里ちゃんが出勤してきた。