気づけばキミと恋に落ちて

やっさんは、満足気に笑うと「じゃ、あとで」と手を上げ自分の席へ行った。


「あ、やっさんも珈琲飲む?」


席へと座ったやっさんに声をかけると「あぁ、お願いするかな」と一言。


「はい」と返事をし、すぐに珈琲を淹れると、やっさんのところまで運んだ。


「おー、サンキュ。早く来ると、はるちゃんの珈琲が飲めんだなぁ。明日からも早く来ようかな」なんて、笑いながら一口飲んだ。


「やっさんにはムリじゃない?」


喉を通ったのを見届けてから、そう言うと「あー、ひでぇ。よし、わかった‼︎ゼッタイ来てやる‼︎」と勝手に一人燃えていた。


そんなわたしたちの会話を壊すかのように声がかかる。


「はるちゃん、ちょっといいかな?」
「あ、はい。じゃ、あとでね。やっさん」
「あぁ」


宗ちゃんに呼ばれ、やっさんのところを離れて急いで向かう。