気づけばキミと恋に落ちて

目を輝かせ、元気良く答えたやっさんは、なんだか可愛くて〝ぷっ〟と吹き出してしまう。


「……なんだよ」
「ごめんごめん、あまりにも意外だったから。わたしでよければ、付き合うよ」


こうやって異性と二人でカラオケなんか行ったことはないけど、やっさんとなら平気かな。


あまり気を遣わない相手だしね。


「マジ⁉︎よかったー。今日早く来てよかったよー」
「あ、そういえばいつもより早いよね?」


そうだ、やっさんは遅刻はしないけど、こんなに早く出勤してくることって、あまりないかも。


そうだよね、まだ留里ちゃんも来てないんだった。


ホントに、やっさんに助けられたんだ…。


やっさんが来てくれてなかったら、どうなってたのかな…。


「そりゃそうだろう。みんなの前で、はるちゃん誘ったら、からかわれるに決まってんじゃん?だから早く来たんだ。みんなには、言うなよ?」
「そういうこと。うん、わかった。じゃあ、このカラオケ店で待ち合わせする?」
「あぁ、そうだな」