ムッ…‼︎
「バカにしないでくださいっ‼︎立てま…っ、」
オトコの上からの発言にイラッとして思い切り立ち上がると、やっぱりグラッときて倒れそうになった。
「ったく。だから言ったじゃねぇかよ」
そんなわたしの腕をガッシリ掴み立ち上がらせると、そのまま腰をグイッと抱き寄せられ、ちょうど電車がきてドアが開いたところに乗るカタチとなった。
「ん」
声がして、上を見上げる。
百五十センチちょいのわたしに対して、オトコはかなりの高身長。
百八十センチくらいはあるだろうか。
首がもげそうなくらい痛くて。睨みつけるように見ると、オトコはアゴをしゃくった。

