気づけばキミと恋に落ちて

自分の声に頭が、ズキンっと痛んだ。


「おい、大丈夫か?」
「あなたのせいです。離れてください」


顔を覗いてきたオトコから逃げるように、顔を横にプイッと背けた。


って、うんともすんとも言わないトナリのオトコ。


そんなずっと黙ってられると、気になるじゃないっ。


だからゆっくり顔を横に向けると、ジッとわたしを見てるオトコと目が合ってしまった…‼︎


そして片方の口角をクイッと上げると、クスッと笑った。


「そんなにオレのこと気になる?」


あーっ、もう‼︎わたし、なにやってんの‼︎


見ちゃいけないでしょうよ‼︎オトコの言葉に、なにか言い返そうとした時。