***
送別会は会社から歩いて、15分のところにある居酒屋さん。
宗ちゃんのトナリを歩くけど、さっきの言葉があるせいか、なにを話せばいいかわからない。
忘れよう、聞き間違いだ、と思ってみたけど、どうしても気になってしまう。
「はるちゃん?」
「えっ?」
「どうかした?ボーッとしてるけど」
「いえ……」
やっぱり宗ちゃんの言葉は、聞き間違いだったんだ。〝どうかした?〟なんて聞くくらいだもんね。
それから居酒屋に着くまでの間、当たり障りのない会話をしながら歩いた。
居酒屋に着くとすぐに案内され、中からガヤガヤとみんなの声が聞こえてきた。
「あ、やっと来たなぁ‼︎遅いですよー‼︎」
わたしたちが顔を出すと、それに気付いた留里ちゃんが、みんなにも聞こえるように声を上げた。
「悪い、待たせたな。和歌ちゃんも、悪かったね」
送別会は会社から歩いて、15分のところにある居酒屋さん。
宗ちゃんのトナリを歩くけど、さっきの言葉があるせいか、なにを話せばいいかわからない。
忘れよう、聞き間違いだ、と思ってみたけど、どうしても気になってしまう。
「はるちゃん?」
「えっ?」
「どうかした?ボーッとしてるけど」
「いえ……」
やっぱり宗ちゃんの言葉は、聞き間違いだったんだ。〝どうかした?〟なんて聞くくらいだもんね。
それから居酒屋に着くまでの間、当たり障りのない会話をしながら歩いた。
居酒屋に着くとすぐに案内され、中からガヤガヤとみんなの声が聞こえてきた。
「あ、やっと来たなぁ‼︎遅いですよー‼︎」
わたしたちが顔を出すと、それに気付いた留里ちゃんが、みんなにも聞こえるように声を上げた。
「悪い、待たせたな。和歌ちゃんも、悪かったね」

