気づけばキミと恋に落ちて

大きなお風呂もスキなんだけどね。


今回は休めるのが目的だから。ほとんど、なにもせずに過ごした一日。


人によればムダな時間なのかもしれない。


テレビを見たり、お茶を飲んでボーッとしてみたり、ゴロゴロして、そのまま眠ってしまったり…。


そんなゆったりした時間を過ごしていると、コンコンとノックの音が。


「はい」
「お夕食、六時ということだったので、お持ちいたしました」


もうそんな時間だったんだぁ。急いでドアを開けると、笑顔のステキな仲居さんたちが食事を運んでくれた。


パパッとセッティングをして、同時にお布団も敷いてくれて。


その間わたしは、窓側にある椅子に座って待つ。


「お待たせいたしました」
「ありがとうございます」
「なにかございましたら、フロントまでお申し付けくださいね」