気づけばキミと恋に落ちて

だって、自分でもちゃんと笑えてるか自信がないもの。


「うわぁ…これまた、すげぇ量だな…」


それもそのはず。小さな長方形のテーブルに、たくさんの料理。


取り皿や、コップなんて置けないくらいにたくさんのゴハン。


煮物に、サラダ。揚げ物に、炒め物。


デザートまで、作っちゃったりして。


「とりあえず食うか。話しは、あとで」


ネクタイをクイッ、と外し。ジャケットを脱ぎに行ったのか、トナリの部屋から戻ってきた時は、ワイシャツ姿だった。


「陽ちゃん?わたし、ただ作りに来ただけだよ?」
「はいはい、わかってるよ。ほら、はるも食うよ。オレだけじゃ、ムリだし」


ホント、どっちが年上かわからないよね、これじゃあ。