気づけばキミと恋に落ちて

それだけなら自宅で作ればいいのだけど、作りすぎて結局食べきれない。


だから、なにも考えたくない時は、こうやってココに来て料理をするんだ。


「……できた」


みっちり二時間、なにも考えず作り上げたゴハンたち。


時刻は、夜八時を回ったところ。


そこにタイミングよく、開かれたドア。


「……やっぱり、はるか。電気付いてたから、まぁそうかなとは思ったけど」


帰宅してきたのは、ここの家の住人……陽ちゃんだ。


「うん、なんかヒマだったから作りに来ちゃった」


あは、と笑ってみるも。きっと陽ちゃんは、気付いちゃうんだろうなぁ。