気づけばキミと恋に落ちて

なら、わたしやっぱり……。深く深呼吸をすると、拓篤の目を見つめた。


「……わたし、拓篤がスキだよ」
「……え」


あれ…今、言うべきじゃなかったのかな…。


自分から、こうやって行動に起こしたことがないから、わからない…。


いつ、どのタイミングで告白するかなんて…。


拓篤は、なにも言ってくれないし…。


ダメ、なのかな…。あぁ、わたし泣きそうだ…。


「えっと……。なんか、ごめんね?突然、変なこと言って‼︎わたし、なに言っちゃってんのさね⁉︎あははっ、今日はもう解散しよっか。うん、そうしよう‼︎」


笑いながら、早口で喋って。今すぐココを去りたいと思って、拓篤に背中を向ける。


「陽美、」
「わたしっ、寄るとこあったんだ‼︎だから、先に帰るね‼︎ごめんっ」