気づけばキミと恋に落ちて

また、わたしの身体がドクン、と波打つ。


「う、うん…」


だから、断る理由もなかった。


「で?キス、してくれんの?」
「えぇっ⁉︎」


それ、まだ続いてたの⁉︎多分、わたしが動揺したからなのかな。


大きな手で、ワシャワシャと撫でると、目を細めて微笑んだ。


そして、チラッと時計を見ると言った。


「ヤベェ、そろそろ行くわ」
「え」
「今日、あんま人いなくてさ。ま、岡崎がいるから大丈夫だと思うけど」


あ、ホントに顔見に来てくれただけだったんだ。


なんか、すごい嬉しい…。