気づけばキミと恋に落ちて

***


「遅い」


走って拓篤の前まで行った時に、言われた一言目が、コレ。


やっぱり、オレ様だ。


「ご、ごめんね…」
「オレのこと待たせると、どうなるか知ってる?」
「え?し、知らないけど……」


なんだか、とてつもなくイヤな予感がするのは、わたしだけでしょうか……。


拓篤の笑顔が、怖い…。


「バツとして、ココにキスな?」
「へっ⁉︎」


拓篤が指差した場所は、クチビル……ではなくて、そのヨコの頬っぺた。


そ、そんなこと‼︎こんなとこで、できるわけがないよ‼︎


それに多分だけど、留里ちゃんたちまだ見てる気がするし‼︎