気づけばキミと恋に落ちて

わたしゼッタイ、拓篤にハマってる…。


「ほら、仕事だろ?オレと違って、時間決まってんだから。遅刻すんぞ?」
「あ、うん…。そうだね」


パッと離れると、少し寂しく感じる。


「なに。そんな、あからさまに寂しがっちゃって」
「そ、そんなことっ」
「ない?」
「……ある」


なんかわたし、拓篤のペースにのまれてる気がする…。


わたしの言葉に拓篤は、一瞬驚いたような顔をしたけど、すぐに目を細めて笑った。


そしてわたしの頭に大きな手をのせると、ポンポンと二回。


「五時に、迎えに来るから。な?」
「……うん」


わたしの返事を聞くと、拓篤は右手を軽く上げ、チャンピオンがあるほうへと歩いて行った。


「はるるん‼︎」
「わっ‼︎」