気づけばキミと恋に落ちて

「あのな。時間は自由かもしんねぇけど、ほぼ毎日出動してんだけど?これでもまだ、うらやましいか?」


ま、毎日っ⁉︎ほぼ、休みないの⁉︎


うわぁ…そんなの、ヤダぁ…。


「ごめんなさい……」


ここは、素直に謝ろう。


「おぅ」


拓篤は、そう短く返事をすると、わたしが働いてる会社のビルが見えてきた。


「拓篤、あそこなの。あの、ビルの中に入ってるんだ」


指を差すと「ふーん」と、言いながらビルを見上げた。


「で?陽美のことをスキなオトコは、もう出勤してんの?」
「え?あ、うん。いつも、わたしより早いからね…。今日も、いるハズだよ。どうして?」