気づけばキミと恋に落ちて

すると、拓篤の手がわたしの髪に触れた。


それだけで、わたしの身体がビクリと反応する。


そんなわたしの反応に、拓篤は一瞬目を大きくさせた。


「これも驚くんだ?すげぇな。陽美、いつの時代の人間だよ」


そりゃ、呆れるよね…。でも、ホントに経験がないんだもんっ。


ビックリだって、しちゃうよ…。


「どうせ、わたしは昔の人間だよ…」
「いや、昔の人だってこんなビクビクしねぇだろ」
「………」


すごい言われようだ。


じゃあ、わたしはいつの時代の人間なんだろう…。


そんな会話をしてるうちに、降りる駅に着く。