気づけばキミと恋に落ちて

「そっか。でも、気を付けろよ?はるが傷付く姿は、見たくないから」
「うん、ありがと。陽ちゃん」


こんな姉想いの弟って、なかなかいないよね、きっと。


多分それは、わたしたちが小さな頃からずっと一緒にいたから。


母親が普通に家にいる家庭なら、きっとここまで仲良くなかった気がする。


子供の時は〝なんでわたしが〟って思う時もあったけど、今は陽ちゃんとここまで仲良くなれて、親に感謝してたりする。


姉弟で恋愛相談とか、普通ないでしょ。


姉妹なら、あるんだろうけど。時間も忘れ、ずっと陽ちゃんと話していて気付けばいい時間。


煮込みハンバーグの鍋を見に行けば、いい感じに仕上がっていて、千切りにしたキャベツとスープを作り、食卓に並べると、陽ちゃんと手を合わせ食べた。