気づけばキミと恋に落ちて

「彼女、なの…?」
「お前には関係ないだろ。陽美、行くぞ」


この二人は、〝店長とお客さん〟じゃない。


〝ただの友達〟ともチガウ気がする。


繋いでた手をグイッと引っ張られ、裏口と思われる出口へ向かう。


「ちょ、ちょっと」


引っ張られながらも、チラッと後ろを振り返れば、ただ拓篤を見つめる彼女がいた。


「さて、なに食うか」


拓篤は、見てなかったの⁉︎外に出たと同時に、顔を少し傾けてなにを食べるか考え出したんですけど…。


「さっきの人は、よかったんですか…?」
「さっきの?あぁ、あいつのこと。なに、妬いちゃったの?」
「ば、バカじゃないのっ」


拓篤って、なんなの⁉︎さっきなら〝妬いた?〟ばっかり…‼︎