気づけばキミと恋に落ちて

ホントに安心したのか、深い溜め息を吐いて見せた。


留里ちゃんが先輩で、よかった。


和歌ちゃんがいなくなって、寂しいと感じてたけど留里ちゃんがいてくれるだけで、なんでも頑張れるよ、わたし。


「てか、いつもはるるんに掃除やってもらってたよね、いつの間にか…。ごめんね、今日から早めに来るからさ、パパッと掃除しちゃおうか」
「ありがとうございます。でも、わたしの場合例の彼を見たくて早く来てただけだし、あまり気にしないでくださいねっ」


そう。決して押し付けられていたワケじゃない。


ただ、わたしが拓篤に会いたかっただけ。


でも、今日バレてしまった…。明日から、どうしよう。


一本、遅らそうか。それとも、車両を変えようか。


でも、遅刻するわけじゃないんだよね。


なら、一本遅らせても問題はナイ。