「でぇ?相談ってのは、宗ちゃんのこと?」
「ぶっ…‼︎」


水を口に含んだ時に言われたものだから、思わず吹き出してしまった。


「やだ、はるるん‼︎大丈夫?」


置いてあった紙ナプキンを渡され、すぐさま口元にあてた。


「す、すみません…」


確かに宗ちゃんのことも悩んではいたけども…。


「あ、あの…」
「宗ちゃんと、なんかあったでしょ」
「え…」


やっぱり、わかるのかな。今日遅く出勤しちゃったし、それに宗ちゃんとは今日ほとんど喋ってない。


というより、完全わたしが避けてたんだけど…。


もちろん仕事に私情は、はさみたくないから仕事のことでは、普通に接したつもりだけど。