気づけばキミと恋に落ちて

それも、オレみたいなヤツ。途中から、そう思って気付いたら一緒に電車を降りていた。


オレが降りる駅は、次の駅だったんだけど。


なんでか、もうちょっとコイツのことを知りたいと思った。


拒否られると、強引にしたくなるのが悪いクセなのか。


あの日、名前だけを聞いて別れた。


いつもなら、番号交換までするんだけどな。


ゼッタイあの日は、番号まで聞ける自信がなかった。


十人いたら、十人落とせる自信があったけど、オレにでも落とせないオンナがいるらしい。


「あー、飲み物でも、こぼされましたか?」


内線の電話で話すと「えーと、まぁ、そんな感じですかね…?」と、内線の電話は陽美たちの部屋からで。