気づけばキミと恋に落ちて

すぐさま渡すと「二名様でよろしいですか?」と男性の声が。


「お願いします」そう、やっさんが答え部屋決めをする。


その男性の声は、とても柔らかくて、落ち着く声。


この人が店長さんだったりして。


と、期待も込めて目線を上に上げ。


上げ……後悔した。


「な、んで……」
「よぉ。また会ったな?」


バカにしたように鼻で笑ったオトコは、アイツ。


ーー拓篤だった。


「ん?はるちゃん、知り合いだったの?店長と」
「いや、知り合いというほどではないけど……って、店長っ⁉︎この人が⁉︎」