『海斗…、記憶が戻ったのね?』 母さんが、命をかけて守ったゆき姉ちゃんを。 俺があいつに突き出した。 「海斗…お母さんに、これ以上能力を使わせてはいけない。」 そう、拓馬兄ちゃんが言って、俺を間仕切りの向こうに連れて行った。