「雪ちゃん、今日も行ったね。」 「好きにさせてやろう。 雪菜が、俺たちの前で明るくしてられるうちは、まだ大丈夫だ。 これは、本人に乗り越えさせないと意味は無い。」 あの日から毎日、 夜になると母親の元に行くようになった雪菜ちゃん。