あの丘の上で【下】



「あの、海くん、話があるの!」


あ、息が切れてる。


「…僕はないし、したくない。」


目の前には無表情の海くん。


「海…くん?
お願い、少しでいいから…」


「…ねぇ?あの時どんな気分だったの?一緒に母さんを捜した時。
見つけて、どうするつもりだったの?
…母さんをまた傷つけるつもりだった?」