「しらばっくれようと思ってたのに。」 「まぁ待っとくよ。どうせ午前しか授業ないしな。」 何故か存在する秋の面談によって、授業は午前だけだった。 「いいって、先行ってろよ。 進路のことだから時間かかるし。」 「…久しぶりにあそこ行こうかな。 終わったら呼びに来いよ。」