あれは、光と音からして、雷か何かの能力。 黒焦げでも、可笑しくはなかった。 …でも、目は開けてくれない。 「お兄ちゃん!回復!雪ちゃんに!回復!!」 その言葉に、ハッとしたように能力者が皆、高瀬さんに手をかざした。