話さなきゃ。話さなきゃ。
歩いていけっ!
「す、ばる……」
「ん?何?」
「あ、のねっ、後で……話があるの。」
あぁ、言ってしまった。
「?、ここじゃ駄目なの?」
「うん、大事な……話だから。」
キョトンとしている翼に、真面目な顔をして話す。
「……解った。」
しばらく考えてから、真面目に答えた翼。
「ありがと。教科書、引きだしの中に入れたら行くね。」
「うん。」
そう、君の返事を聞いてから。
私達は、何も話さなかった。
横目で、翼を見ると俯きがちで歩いていた。
……苦しい。
そう思ったとき、学校についた。

