愛してるの言葉じゃ足りないくらい君が好き。


でも…………。

「あ、れ」

テーブルに落ちた水。

何でだろう。

何で………こんなに。

苦しくて悲しいんだろ。

「百合ちゃん……」

「お母さん。私…………好き、何だけどっ……解らないっ。解らないよっ。」

お店の中なのに、お構いなしに出てくる涙。

恋愛って、難しい。

よく……解らない。

「うん、解るよ。お母さんもね、昔、どうしてこんなに恋愛って難しいんだろう。って思った。簡単に、答えが見つけられたら。幸せ何だろうけどね。…無理なのよ。」

でも………と、微笑んだお母さん。

「でもね、答えが見つけられたら凄く幸せで嬉しいのよ。それって………勉強とかゲームみたあじゃない?……答えを見つけたとき。相手を“愛してる”って思うの。沢山、“好き”って思うの。」

私はどっちなんだろうか。

お母さんの話が難しくて。

私の気持ちが解らなくて。

もっと泣いた。