「あー、白雪姫の顔、真っ赤じゃん!林檎みてーだな!」
「両思いだなっ!」
クラスは、キャッキャッと騒いでいる。
どうして、勝手に決めつけるの?
「はぁ……はぁ……」
苦しい。
「おい、百合………?」
「はぁはぁ………」
息が出来ない。
目の前にあるものが斜めに見える。
バタンッ!
鈍い痛みと共に私は、意識を手放した。
最後に聞こえたのは─────────……
「百合っ……百合!」
翼の必死に私の名前を呼ぶ声だった───………。
クリスマスローズの花言葉は─────…………。
◦私の不安をやわらげて◦

