-命-

寝れないまま朝がきた
眠たいはずなのに杏のことを考えると眠気なんて全くなかった
それは朱莉もおなじで…



-午前10時-

まだ、杏の行方はわからない
わたしは朱莉の家にきた
出てきた朱莉の目は真っ赤で、ひと晩中泣いていたんだろう

「杏…」
「ねぇ、杏の行きそぉなとこもぉ1回探しに行かない?」
「でも、昨日もいなかったじゃん…!」
「それでも探してみなきゃわかんないでしょ? このままじっとしてても杏は見つかんないんだよ!」
「…っ!」

わたし達はもぉ1回探そぉとおもって朱莉の家をでようとした
そのとき、