再び目が覚めたときわたしは自分の部屋のベッドにいた

部屋にはわたしひとり

「杏…」

わたしは杏のことを思って泣いた

杏はほんとにわたしのことを偽善者と思っていたんだろうか

信じたくなくて

わたしは別のことを考えた