「海いこ!海!」
「いきたい!水着買わなきゃ!」
「だよね! どんなのにしよーかなー」
「んーあ、あれはあの…」


-30分後-

「杏遅くない?」
「だよね…」
「まさか、もぉ帰ってるとか?」
「えー、それゎないでしょー笑 ほら、かばんあるじゃん?」
「んー。だけど…」
「今日なんか用事あるの?」
「妹、保育園にむかえにいかなきゃいけないんだよね。」
「まぢで?! じゃぁさきに帰る?」
「でも…」
「メモとかおいとけばだいじょぶだって!ね?」
「そぉだね!帰ろっか」

そしてわたし達は杏の机の上に
“杏へ もぉーあんまり遅いからさきにかえるね? 朱莉も妹、むかえにいかなきゃいけないらしいから! また夏休みあそぼ! 帰ったらLINEとばしてね! 亜姫&朱莉”
と、書いたメモをおいてさきに帰ることにした