「朱莉!」
「…っ、うるっさい!」
「っ?!?!」
「説明って?! なんの説明すればいいの! ここに書かれてるのはほんとのことだって?! そぉいえば満足なわけ?!」
「朱莉…?」
「そぉ! そこに書いてあるのは全部ほんとのこと! あんたが気づいてないだけで1年の終わり頃からずっとそぉなの!」
「じゃぁ…! 杏はやっぱ自殺ってこと?! なんで?! なんで…なんでいじめたりなんかしたのよ!杏がなにしたってゆうの?!」
「なにもしてない! なにもしてないよ! ただタイミングが悪かったの! 柚が告ろうとしたときに杏が柚の好きな人ふったから! 柚が怒って始まったの!」
「…柚…?」
「そぉ! 柚がはじめたことなの!」
柚(ゆず)は朱莉の友達
小学校のときから仲がいいらしい
「柚がやれってゆったの! やらされたのよ! あたしは悪くない!」
「………」
「…っ…はぁっ…はぁっ…」
「…悪くない?」
「……」
「あんたなにゆってんの?ばかじゃない?柚にやれってゆわれたからなに? ゆわれたら全部やるわけ?!」
わたしの突然の怒りに朱莉は戸惑っていた

