「朱莉…? これ、どぉゆうこと?」
「…っ!」
「ねぇっ! どぉゆうことなの!?」
「あ…あたし…! ごめんなさい!!!」

だっ!!!

朱莉はかけだした

「ちょっと待ちなさいよ!」

わたしもすぐに追いかける

「朱莉…! まって! ちゃんと説明してよ!」

病院を出て、横断歩道の前でようやく朱莉をつかまえた

「はぁっ…はぁっ…朱莉? これ、どぉゆうことなの?」
「…はぁっ…はぁっ…」
「ねぇ、朱莉! どぉゆうことなのか説明して!」
「………」

朱莉は唇をかみ下を向いていた