先ほど蜂宮に思った感情は何なのか考えながら、先ほど俺を呼んだ女に



『どうしたのかな?』



王子様キャラを崩さずに話しかける


「あ、あの私B組の久我山沙織です
昼休み、裏庭で待ってます」


彼女……久我山沙織はそれだけ言うと行ってしまった



まぁこーゆう事にも慣れているので気にせず席に戻った



隼人と愛梨はまだニヤニヤしている

『お前らいい加減うざいからな』


「やっぱり告白?」



愛梨が言ってきた


別に隠すことでもないので
『あぁ、昼休みに裏庭に来てくれってさ』



「裏庭か〜告白スポットじゃんかよ」


この学校の裏庭は少し変わっていて
池があり、和風ぽい感じに作られている



神秘的?に見えなくもないのでそうゆう事に使われているらしい



「その裏庭って綺麗なの?
私見ていたい!」



蜂宮が目を輝かせながら言ってきた



「そっか、櫁は 転校して来たばっかだもんね」

つーかもう名前呼びなんだな

「放課後にいって見れば?」



愛梨に続いて隼人が言った




「そ〜だね!帰るついでに寄ってみようか」



『お前らそろそろチャイムなるぞ
早く席につけよ』