異世界で不老不死に転生したのに余命宣告されました





 明かりの消えた部屋の中、耳を澄ませばリズの静かな寝息が聞こえてくる。
 以前はオレが一緒の部屋にいると気になって眠れないって言ってたから、ずいぶんと受け入れてもらえたのかな。

 ぼんやりとした薄明かりと静かな駆動音に包まれて、オレは半円柱の装置の中にたたずんでいた。

 あぁ〜、純正の充電器はさすがに充電が早いな〜。

 まぁ、変な期待をしたオレがエロボットだったわけだが。

 幸せそうなリズの寝顔に視線を向けて少し笑ったあと、オレは目を閉じて省電力モードに移行した。


(完)