異世界で不老不死に転生したのに余命宣告されました




「じゃあ、オムライスだけじゃそのうち飽きるだろうし、他にもシャスに教えてもらうよ」
「そうね。せっかくあなたには高性能味覚センサが搭載されてるんだし、シャスさんと色々食べに行ってみれば? 今度あなたの識別チップに決済機能を追加してもらうわね」
「やった。でもなんでシャス? 君が一緒に食べに行けばいいじゃん」

 ヤロー同士よりやっぱり女の子と一緒の方がオレは楽しいんだけど。

「食べるためにわざわざ出かけるのは時間がもったいないもの。作り方を探るにも、私よりシャスさんの方が役に立つでしょ?」
「まぁ、そうだけど」

 ちょっとがっかり。わざわざ出かけてまで食事を摂るのは面倒らしい。
 でも少し食い下がってみる。

「リズと一緒の方が君の好みがわかると思うんだけど」
「私、好き嫌いないから。なにしろ、ほとんど料理を食べたことないし」

 間髪入れずに拒否されたが、それって好き嫌いがないんじゃなくて、好き嫌いが不明ってことじゃ……。

 まぁ、よっぽど出かけるのが面倒なのだろうということで、引き下がることにした。

 お互いに久しぶりの朝食を終えて、リズと一緒にオレは警察局へ向かった。