「あぁ〜あ、イイトコだったのに。」
㊛の人の色っぽい声が女子トイレに響き、我にかえる。
「な!こんな、ところで!何を、、!!」
「何って、見たら分かるやろ。」
男がこっちに近づいてくる。
「だ、だいたい、誰なんですか!!」
思わず身構える。
しかし二人は、悪びれる様子もない。
「なんか面倒な事になりそうだから帰るねぇ。また遊ぼうねーん。」
色っぽい㊛の人は私の横を通り抜け、帰ってしまった。
「とりあえず、自己紹介しよか。」
男は唖然とする私の肩に手をおいてきた。
表情が読めない。
逃げるべきか、否か。
しかしここで逃げては思う壺じゃないか。
よし、戦おう!
私は、心の中で戦闘態勢に入った。
