「裁いたつもりか。気に入らないな」
拘束されたままのコリンズを押し退け、ロスティスは高周波ククリナイフを抜く。
呼応するように、ジョンも高周波ブレードを抜刀する。
「もう人質の女もいらん。お前さえ殺せば、小川も容易く暗殺できる」
「正解だ。俺を殺さなければ、貴様の思い通りにはできん」
得物を手に、構える両者。
…離れた位置で、タンクの爆発する音がした。
それを切っ掛けに。
「「おおおおおおおおお!」」
二人は殺し合いを始める!
ロスティスの横薙ぎ!
ジョンはこれを仰け反った姿勢でスライディングして躱す!
顎を掠める刃。
銀髪の前髪も僅かに斬られる。
ジョンは素早く体勢を立て直し、背後に回り込んでロスティスに斬り下ろし!
しかしロスティスは背を向けたまま、ククリナイフだけを向けて斬り下ろしを受け止めた。
同時にNRSナイフ型消音拳銃をもう片方の手で抜き、グリップの方から発砲!
再び仰け反って、発射された12.7ミリ弾を回避するジョン。
その体勢の崩れを狙って、ロスティスはジョンの腹を蹴る!
拘束されたままのコリンズを押し退け、ロスティスは高周波ククリナイフを抜く。
呼応するように、ジョンも高周波ブレードを抜刀する。
「もう人質の女もいらん。お前さえ殺せば、小川も容易く暗殺できる」
「正解だ。俺を殺さなければ、貴様の思い通りにはできん」
得物を手に、構える両者。
…離れた位置で、タンクの爆発する音がした。
それを切っ掛けに。
「「おおおおおおおおお!」」
二人は殺し合いを始める!
ロスティスの横薙ぎ!
ジョンはこれを仰け反った姿勢でスライディングして躱す!
顎を掠める刃。
銀髪の前髪も僅かに斬られる。
ジョンは素早く体勢を立て直し、背後に回り込んでロスティスに斬り下ろし!
しかしロスティスは背を向けたまま、ククリナイフだけを向けて斬り下ろしを受け止めた。
同時にNRSナイフ型消音拳銃をもう片方の手で抜き、グリップの方から発砲!
再び仰け反って、発射された12.7ミリ弾を回避するジョン。
その体勢の崩れを狙って、ロスティスはジョンの腹を蹴る!